「何があっても!進め、オレたち。」
厳格な父の反対を押し切って音楽の道に進んだジンだったが、なかなか思うようにいかない。
あるとき、父の期待に応え歯科医を目指していた弟のヒデと仲間に音楽の才能があることに気付き、彼らに自分の夢を託す。
そして、歯科医を目指しつつ音楽も諦めたくないということを父に言い出せない兄弟は、顔を出さずにCDデビューしようと考える。
GReeeeN全盛期の私は彼らの曲に何度も救われてきた。
医者や歯医者のように直接的な治療じゃないけれど、アーティストの方々も何百人、何千人の人を救っていると思う。
彼らが音楽を目指すには色んな葛藤があった、映画で描ききれていないことだってあったと思う。
そんな人生だったからこそ、人の心を動かす曲が作れるのだろう。