NOOO000ooo

キセキ あの日のソビトのNOOO000oooのレビュー・感想・評価

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)
4.0
彼らのことも楽曲も聞いたことある位でほとんど知らなかったのですが、"あくまで"ドラマとしてとても面白かった。

いろいろ思うことはあったけど、とにかく今の日本のオリコントップチャートってアイドルと韓流くらいなもんなんですよね。世界に誇れる日本のコンテンツというとアニメとアイドルと...あとAVくらいか!?
この国の国民の感性はどうなってんだ...。みたいな話は置いておいて、確かにこの国の現状ではお兄ちゃんのやりたい曲でメジャーでやるのは不可能。あまりにパイが小さすぎるから。

ま、ちょっと前だから仕方ないけど、今だったらメジャーデビューなんて情弱のすることで、(CD1枚売れて数十円とかだったはず)youttubeとかあらゆるメディア使って自分で配信してプロモーションした方がはるかに儲かるし夢に近づくはずと思うんだけど...。
というのも置いておいて、ミュージシャンに限らず物作りしてる人は誰もが自分がかっこいいと思うもの、作りたいものじゃなく、少なからず食うためにマーケティングして売れるものと自分のやりたいことに折り合いつけて物作りしてるわけです。

平たくいうと、
「食べるために、感性のないお客さんに合わせてベタなもの(ニーズのあるもの)作ってるわけです。」だからレコード会社の人は至極真っ当。

もちろん、ものすごく葛藤はあるわけです。
だからこそ、弟たち(Greeeen)がマーケティング関係なく等身大の自分たちのやりたいことがダイレクトにリスナーに評価されるってのが最高の幸せだろうなと思うわけです。

彼らの曲耳触りいいし、なかなかいいなーと思うんだけど、反面、この国は豊かだし時代なんだろうなーみたいなひねくれた感想は持っちゃうわけなんだけど。

厳しい親ながらお金に何不自由しない家庭で、金の心配がないからこそ天然でおおらかでいられるであろう母親の元で素直に育って、そんな彼の素直なメッセージが素直にリスナーに届くって時代を感じるじゃない!
(ちなみに、人生ってお金の健康、体の健康、対人関係の健康からなっていて2つ病むと大変と言われていて、逆にお医者さんと結婚すると2つはクリアーできるとも言える)

やりたいことのために全てを捨てるとかもう古いのかもね。やっぱ、ひと昔前だったら医者をすて家出してぼろアパートで飲まず食わずで ...という雑草から這い上がるストーリーだったと思うけど、お医者さんしながらでもできるという可能性や常識を覆し前例を作り、従来の成功への物語を書き換えた彼らの功績は素晴らしいと思う。

最後に、お兄ちゃんが人には役割あるみたいな話、つまり才能だと思うけど、お兄ちゃんがプロデューサーとして才能を発揮できてれば嬉しいことだよね。