イチロヲ

シャークネード4のイチロヲのレビュー・感想・評価

シャークネード4(2016年製作の映画)
3.5
家族に会うためラスベガスを訪問したかつての英雄が、新種のシャークネードによる5年ぶりの襲撃に遭遇する。前作から物語が継続している、シリーズ第4作目。低予算専門のアサイラムが手掛けている。

前作から5年後、ついにシャークネードに対する防衛ラインが完全配備。だがしかし、海水と一緒にやって来るはずのサメが、砂や油、炎と共に飛来するようになったため、戦々恐々とした事態に陥ってしまう。

本作には役40名にも及ぶ有名人(日本人には馴染みが薄い人ばかり)がカメオ出演している。主人公の旧友の役どころで「ポリスアカデミー」の主演男優、スティーヴ・グッテンバーグが登場。WWEのスーパースター、セス・ロリンズも顔を出している。

亡くなったと思われた主人公の妻が、なんとサイボーグ化されて再登場。パワードスーツなどのSF要素が盛り込まれているため、もはや「生身の人間 対 空飛ぶサメ」の構図から逸脱しているが、その強引な展開を楽しむための娯楽としては上々の出来栄え。
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