中盤あたりの展開とギャグは滑りまくってたけど、というか、全体的に7割がたのギャグは滑ってるんだけれど、思ってたよりはずっと楽しかった。
劇場で見たのだけれど、親子連れの子供の方はキャッキャして楽しんでいる様子だったので、ファミリー向けなのかもしれない。
映画好きが映画見たくて鑑賞するとイマイチの判定になるかも。
この作品、二つ足りてないと思うところがあって、
一つはパイロット決定のシーンであの二人がなぜ「こいつと飛ぶことに決めた」になったのかと「自分は飛ぶと決めてました」みたいに熱く語り出す所。
そうなる過程がちゃんと描けてないのか、唐突に感じた。
もう一つは、メカニック班との交流が殆ど描けて無かったところ。
あれじゃ「頭はいいけどコミュ障のオタクな人達」にしか見えない。
あの子達も一緒に琵琶湖のてっぺんを目指して頑張ってるってのを見せて欲しかった。
総じて、何となく見るには良いけれど、これのために映画館に行くって程ではないかなあという印象でした。