キャストは好きな人ばかりなんだけど・・・監督が地雷、っていうw
今、ちょうど「ぼんとリンちゃん」見てたんですよねw
真宙いきなり大っきくなったねえw
太鳳ちゃんを部に引き入れた真宙は、イケメン眼鏡で優しく口が上手いリーダーシップを取れる部長。
前回のフライト時、墜落してしまいトラウマを追った、強がりで口も悪いのに音楽や小説などの趣味が可愛らしい間宮祥太朗くん。
そして自転車には自信あり、元気一杯の流され一浪娘を土屋太鳳ちゃんがバランスよく演じます。
ただでさえ「鳥人間コンテスト」のイメージしかない人力飛行機というジャンルを大学の部活動、スポーツとして目指すぞ!って話なので、もうちょっと人力飛行機の説明を丁寧にして欲しかったな〜。
チームが非常に細かく役割分担されていて、人数も多いし専門的で非常に面白ろそうなのですが、そもそもなんの専門なのか?具体的に誰が何をしているのか、の人力飛行機の構造の説明が・・・ほぼない。
なんであれって自転車こいでるだけなのに飛ぶの?ってみんなが気になってると思うんですけど。
そこの部分が全くわからないので彼らがどの部分でどれだけ努力してたり、どれだけすごいのか、とかがわかりづらかった。
しかし初めて飛んだ人力飛行機を見たときにはとても上がりましたなあ!!
すげえよ!
ここで、あ、前後2人で乗るんだ!とようやく気付く始末w
最初は真宙が、怪我をしてからは間宮祥太朗くんが、太鳳ちゃんを「トリガール」に仕立て上げようと必死になります。
パイロットがそういうのだから、最初は反発していた周りのサポートメンバーも納得する。
しかしパイロット達のダイエットは大変そうですねえ・・・特にお酒と揚げ物が大好きな2人は辛いですよね(T_T)
太鳳ちゃんと間宮祥太朗くんがゲームでダンスをするシーンがあるんですけど、踊りながらセリフを言うって結構難しいと思うのにえらい(T_T)
太鳳ちゃんの友達が池田エライザちゃんと言う超可愛い子なんですけど、男ばっかのチームなのに全然誰も女神扱いしてないのすごい違和感・・・この子「サニー」の日本版でスジ役やるんですよね?!
結構いい!と思ったのですが・・・いかに?!
大会のシーンはせっかくだから、もっと色んな人力飛行機を見たかったなあ、とかチームで協力してる感じがあまりなかったので、飛び立つ瞬間のよっしゃー感は少し物足りない。
しかし、やはり人力飛行機が人の力だけで空を飛ぶ、というロマンはハンパない。
飛び立つ瞬間の音楽もいいですね。
人力飛行機というかなり特殊なスポーツの中で同じ目標に対してパイロットはもちろんチームみんなで努力する、というドラマ。
そして実際に人力飛行機は飛ぶのか?!という結果がどうなるか?!というドラマ。
この2つは正直バラバラになってしまっていて、というか前者はほぼないので、これが両方きちんと作られていたら、いざ飛ぶ時のカタルシスがハンパなくなるのになあ、と残念な気持ち。
だって実際に人力飛行機に乗って飛ぶパイロットだけで成し遂げられることじゃないじゃん。
飛行中に起こる結構長いドタバタラブコメ展開はめっちゃ面白いと思います。
特に真宙の件はめちゃびっくりしたし、意図的に隠してるとかあくどい!と思ったw
私的超地雷案件であるところの英勉監督・・・まだまだ河合勇人監督様には到底及ばないですが、今回はいい意味で期待を裏切ってくれました。