てっぽ

DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO "POSTSCRIPT"のてっぽのレビュー・感想・評価

3.0
ヒムロックの6年にも及ぶドキュメンタリー
制作側がとてもドラマチックに仕上げてるけど…ヒムロックの発する言葉一つ一つがとても誠実で生々しく力強い。
ピンピンに張ったギターの弦よりもテンションのゆるくなるギリギリのところが良いのだと…正に自身はそこまで来ていると語る。
日テレやWOWWOWでやってたのと比べても引退についての語りのしつこさが無くて良かった。
そして震災をきっかけにチャリティでの全曲BOOWYライブと復興への曲 if you want の部分では涙が止まらんかった。
永ちゃんの話も出てくるがちょっと似てる部分あるかな?(笑)
映画「RUN&RUN」でスタジオで永ちゃんがミュージシャンたちを刺激し高揚させて最高の音楽にしてゆくサマが出てくるがそれとカブって見えてしまう。
どちらも最高のパフォーマンスをするために本当にストイックにやってる。
また、プロフェッショナルな仕事を任せているメンバーやスタッフへの心遣いや廻りへの配慮も素晴らしい。
肉屋のお父さんの話も良かった。
そしてLASTGIGS最終日の様子が観れとても良い最後が飾れたんだなぁと…。
ツアー初日の京セラドームは観に行ったがどうも調子悪そうだったんで、安心した。
映画自体は…ただでさえドラマチックな出来事がたくさんあったんでちゃちいドラマ仕立てなのは余計です。
ライブシーンも中途半端かな⁉︎
てっぽ

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