このレビューはネタバレを含みます
面白い。
雷が落ちるシーン、
ファンジョンミンの祈祷
わろた。
軽い気持ちで鑑賞してたのに、
想定外にストーリーが深くて、
ラストはキョトンとなった。
考察やメイキングなどを観まくったら、
日本人と祈祷師の結託は確定らしい。
あえてぼやかす為に、
グルだと分かりやすいシーンは、
撮影はしたものの結局カットしたらしい。
女は村の守り神。
魔除けの金魚草を吊るしたり、
勝手に御供物(被害者の装飾品)を貰い、
村人を守ろうとしているが、
自分を信仰しない村人を守るのは難しいのか、
結局は守りきれない。
日本人は、
観る人によってはキリストでもあり、
悪魔でもある。
祈祷師は宗教の闇の象徴。
本物の神の声に耳を傾けず、
目に見える物すら疑い、
自分の信じたいものしか信じない人間。
そんな事を描いているのかも。
また観る。