スピードスター

哭声 コクソンのスピードスターのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「チェイサー」みたいなクライムサスペンスを期待していたのに、スピリチュアルな展開へまさかの方向転換!
あ〜そっち行っちゃうのね〜…。と残念な気持ちでエンディング。

しかし、腑に落ちない部分があったのでググってみてビックリ。
すべて幻覚説があったとは!

悪霊や祈祷師などのスピリチュアルな現象が存在する世界なんだ…。と勝手に解釈して、作品に対するスタンスを変えていた(サスペンス→オカルトホラー)自分は、監督の思惑に見事ハマっていたのかもしれません。

ただ、上記の説を狙っていたのであれば、ラストの解釈は観る側に委ねないでしっかり描いてくれればもっと評価は高かったと思います。エンドロールで咀嚼しながら感心できたら最高じゃないですか。

俳優陣の鬼気迫る演技、そしてクロスカッティングを多用した緊張感溢れる演出はチェイサーと同じく興奮しました。

時間があれば再鑑賞してみます。
その時は上方、下方、どちらに修正するでしょうか?