はっ!ざまぁみろってんだ!!
終わって出てきた言葉がこれでした。
物語は、コクソンという南朝鮮の田舎町に日本人が登場。(ちなみに國村隼です笑)
次第に村に凄惨な事件が起き、ついには娘の様子までがおかしくなり…という、吸血鬼というかゾンビのような伝奇作品。
韓国映画らしく妙にふざけたというか、コミカルなやり取りがあり、相変わらず好きになれません。
ただ、事件が進むにつれて村に狂気が蔓延していきます。
あんなに可愛いらしい娘が突然「何が大事なことなんだよ?」とドスの聞いた言葉で話し始めたときは戦慄しました。
この娘役の子、天才子役なのかな?
演技が凄まじかったです。
祈祷師の祈祷シーケンスで、もがき苦しむ娘の演技が迫真でよかったですね!
最終的には「誰を信じるか」「人はなぜ疑念をもってしまうのか」的な話に収束していきます。
個人的には祈祷シーケンスで、主人公が取った自己満行動に嫌気が差しきっていたので「ざまぁみさらせ!」という気持ちにしかなれませんでした。