トランスマスター

哭声 コクソンのトランスマスターのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
3.0
韓国の田舎町で家族を惨殺する事件が発生。この事件を捜査している警官の身内にも不審な出来事が発生し同僚や祈祷師なども巻き込んでの犯人探しのストーリーに発展します。

◆良い点/注目ポイント
・子役の演技や存在感がすごいどことなく親の警官に顔も似ていて一般市民のような平凡な顔立ちの割に非凡な演技力で物語のリアルさを引き上げています。
・パーディーピーポーの祈祷師の儀式が、難易度の高いダンスで値段の割に質の高いサービスです。
・視聴者も巻き込んでの黒幕探しになるので、後半はながら見しているとストーリーがわからなくなります。

◆改善点
・オカルトの解説なしでどんどん進行して行く為。韓国独自の化け物の定義が分からず困ります。
・日本人に対して姿勢が不快です。

◆総括
・映像やカメラワークが邦画よりも映画らしい暗さと重さを兼ね備えていて良くできています。
西洋のホラーと韓流のスリラーが見事にマッチしています。