Jun

哭声 コクソンのJunのレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
4.6
【記憶に残る作品。気持ちの整理必須】


とても考えさせられる話。
邦画では無い分とても客観的に見れた気がした。

1つの映画というよりは、幻想を見させられているような作品。
正直得体の知れない恐ろしさを常時感じた。

長さやストーリーも含め、僕の中で映画の概念が壊された。

音楽やグロテスクな映像、演出もそうだが常時モヤモヤした感覚。
あからさまな現代のホラーより不気味だった。

受け入れるのに時間がかかりそう。
重いというのが適切な表現のか。。。

改めてストーリーなどを見直したい。
ただ、ストーリーを知っていても、もう一回見るのはかなり勇気がいる。

自分が無防備な裸になるような感覚。
悪をここまでリアルに感じる映画は初めて。

作中はそんなことも考えず、ただ作品に飲まれていった。
自分の中で1つ大きな爪痕を残していった作品でした。

あまり一般的にはおススメはできないが、ある程度理解や許容がある人にはオススメしたい。

メッセージ性 ★★★★★
感動 ★☆☆☆☆
笑い ☆☆☆☆☆
後味 ☆☆☆☆☆
思考 ★★★★★

記憶に残る映画をありがとうございました。
Jun

Jun