むらじろう

哭声 コクソンのむらじろうのネタバレレビュー・内容・結末

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公や主要キャストを雑魚に設定することは、脚本家が楽に都合よく話を進めるための手抜きである。
最後にどんでん返しもあり、役者も熱演し、それなりの恐怖描写もある。なのにこの映画がつまらないのは、根本的にそういう手抜きがあるから。
これは邦画にもありがちで、とにかく雑魚を出せば思い通りに動いてくれるから、狙った落とし所に誘導させようという意図が見え見えで萎える。
キリスト教をモチーフにした作品で、隼が実はキリストである、みたいな考察をする以前に、そもそも雑。