芹沢由紀子

アリー/ スター誕生の芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
3.4
私はこの映画、最初からレディーガガありきの企画だと思ってましたら、ビヨンセで企画されていた3作目の「スター誕生」のリメイクらしいんですね!
相手役にはレオナルド・ディカプリオ、ウィル・スミス、クリスチャン・ベールとの出演交渉が失敗に終わり、さらにトム・クルーズ、ジョニー・デップからも断られ、最終的にガガ様と、ブラッドリー・クーパーに落ち着いたとかなんとか。
監督も最初はイーストウッド爺さんだったみたい。

でも仕上がった映画を見たら、もう完璧な子の2人での世界観が出来上がっていたから、これでいいなあと。
ジョニーデップもミュージカルで歌って踊れるから、それはそれでサマになったかと。でもビヨンセだったら、ここまで悲壮感は出なかったのでは?なんて思うのであった。

自分はまったく興味の湧かなかった映画ですが、私には20代のほとんどの青春をささげたモト彼がいて、その人がこの映画大好きで、なおかつ40代後半に差し掛かりついにアルコール依存症になってしまったのですね。(私のせいではない)彼は今治療中みたいなので、死んではいないです。

なので、ちょっと興味がわき見てみました。悲恋ものではありますが、どんな才能ある人でも、最初から運命が決まっていたみたいな生き方をするタイプの人って感じでした。
今まで観たブラッドリーさんの映画の役の中では、最も素敵でシビれたし、本物のカリスマアーティストなんじゃないのかってくらい歌ウマで、かっこよかった。
目頭っていうか、鼻の掘りの深さ?あそこがたまらなくセクシーで、においをクンクンかぎたいね。
芹沢由紀子

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