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アリー/ スター誕生のmasayaのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
4.7
ブラッドリー・クーパー監督・脚本・製作、レディ・ガガ主演、ブラッドリー・クーパー共演による、ウィリアム・A・ウェルマン監督『スタア誕生』(1937)の3度目のリメイク。

レディ・ガガの映画初主演作であり、ブラッドリー・クーパーの初監督作品でもある。
第91回アカデミー賞(2019)で歌曲賞を受賞している。

僕が洋楽でいちばん聴いたのはマドンナ、そして2番目に聴いたのが、レディ・ガガ。
CDも大量に持っているし、カーナビのHDDにも大量に保存されている😊
要は大好きなのであるwww

レディ・ガガの身体を張った演技と圧倒的な歌唱力、ブラッドリー・クーパーのカッコいい立ち居振舞いと、自身の経験に基づくヤク中のリアリティ溢れる演技、控えめに言って、最高だったw

本作ではレディ・ガガが本当に身体を張っているわけだが、一瞬、彼女の全てが見えるシーンがある。
僕はスマホ(4K)+イヤホンで観たのだが、プレイヤーにはコマ送り再生機能がついていない。
「再生」と「一時停止」を連打するという必殺技を駆使して手動コマ送り再生、レディ・ガガの全てを脳裏に焼きつけたwww

ブラッドリー・クーパーは大物シンガーにしか見えない魅力と歌唱力だったし、撮影のマシュー・リバティークの力量もあるのだろうが、アップを多用した演出も見事だった。

これはとても重要な事だが、作品としてリアリティがあり、とても説得力がある。

『Shallow』♪
『I’ll Never Love Again』♪
楽曲も素晴らしい。

ただ、これはリメイク元があるのでどうしようもないが、シンデレラストーリーの楽しいだけの明るくハッピーな物語ではないどころか、とても重く精神的にも堪えるような物語で、作品全体に暗い影を落としている。
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