ダイセロス森本

アリー/ スター誕生のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
4.6
超称賛されててうんたらかんたらで、最初から見る気がなかったけどせっかく見れるんだし見ようと思って鑑賞。もう最初のライブのシーン、予告でも流れるアリーが出てくる瞬間、ボロッボロ。メイク?なにそれ?してくんなって言われてるみたいな。

もうひたすら、ひたすらに、なんでこんなに泣くの?ってくらい、同じ劇場に居た観客(私含め)全員泣いてた。

音楽のパワーってすごすぎて、びっくりする。
もう本当に前半が神映画。後半は好き嫌いわかれるからなんともいえないけど、あの終わらせ方、まとめた最後の歌はすっごい天才だと思った、プツンと消えていった感じ。彼と一緒。

いやああああ~~~ガガを全然知らないしよくわかんない人間だと思ってたけど彼女やるなあ。演技力すごいで。

なんだろう。この結末に関しては、いろんな意見が出そう。色々あると思う。もう察しちゃう後半から、涙がとまらない人が近くに居て、そう取る人もいれば、私みたいにちょっと賛成できなくてぶーたらしてた人もいた。難しいって。歌とか、称賛とか、ファンよりも、心って、存在ってどういうものだっけって。有名人だから隠し撮りして、みんなで押しかけて、それでよかったのかなって、いやあ。歌手の前にひとりの人間だってアリーだけは気付いてた。何とも言えない。

あの指輪はちょっときゅんとしすぎて心臓止まるかと思ったわブラッドリーにあの指輪渡されたと想像したらとまんねえな妄想(やめとけ)

もう涙を拭こうとか、そういうこと考える時間もない最初の2人のライブシーン。ただそれに身を任せて、ボロボロ涙を落として、拭こうとなんかしないで、そのまま、感じたまま帰ってほしい。
はあ。

ほんとに、なんか、

「はあ。」

って、ただため息で終わる映画。


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