鑑賞前まで情報を入れなかったので、てっきり本人出演の自伝的な作品に日本の配給会社が適当にスター誕生という副題をつけたのかと思っていたらまさか「スタア誕生」のリメイクだったとは。
監督デビュー作に名作リメイクに挑戦するブラッドリー・クーパーの勇気がすごいです。
やはりレディー・ガガの歌唱力で一気に上がります。
エミネムの「8mile」もそうですがミュージシャン本人が出ると天才的な才能という設定を観客に納得させやすいです。
音楽モノにライブシーンや歌唱シーンは欠かせないのでここから逃げない姿勢の映画は素晴らしいです。
そう「BECK」に言い聞かせたいです。
レディー・ガガは変な格好をしているお姉ちゃんというイメージしかありませんでした。
意外と言っては失礼ですがレディー・ガガの演技力に驚きました。
調べてみると監督のブラッドリー・クーパーもそうですがちゃんと大学などで専門の勉強をしているのですね。
ここら辺は邦画界とだいぶ違いますね。
間違いなくブラッドリー・クーパーには監督の才がありますしレディー・ガガの演技力と歌唱力は素晴らしいです。
でも何故かイマイチ乗れませんでした。
自分でも理由がわからないのですが予告で見たライブシーンが頂点だったからかもしれませんし、会社の決算が近いから気が急いていたからかもしれません。
夫婦において妻の方が収入や才能が上回っていると夫の自尊心やメンタルがやられるというのはアメリカでもそうなんですね。そこは80年前のオリジナルの時代から進歩していないというのにもビックリします。