つばさる

アリー/ スター誕生のつばさるのレビュー・感想・評価

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)
5.0
時間の関係でIMAXではなくレイトショー、通常の2D字幕でしたが、音楽の良さに打ち震えました✨

ストーリー ★★★★★
初っ端ガガ様の声聞いてから、ずっと緩んでた涙腺が後半崩壊。パートナーが同じ専門分野に居ると、それぞれの考え方や方向性の違いで衝突する事はあるんだろうな。特に音楽とか芸術の分野は。
ラストの2ショットがまた…泣かせる〜!!
ジャクソンの生い立ちや兄とのすれ違いにもぐっと来る。

キャラクター★★★★★
ガガ様のパフォーマンスが最高なのは当然なんだけど、やっぱり唄い出すともう、鳥肌立ちまくり!
ドラァグクイーンの派手なメイクをしてセクシーに歌うガガ様。画面いっぱいに微笑むガガ様。警官を殴り倒すたくましいガガ様。自分に自信が無いと言い恥ずかしげに両手で顔を覆うガガ様。ノーメイクでナチュラルな瞳のガガ様。ガガ様、ギャップ萌え!ガガ様、可愛い過ぎ!!ガガ様の演技、自然体で良かった!地の人柄の良さが出てたと思う。

ブラッドリー・クーパーも歌うま。セクシーな声に丸ごと包まれる感じ。ギターも相当🎸練習したんだろうな。アルコール依存やら持病やらで精神的に落ちてくジャクソンの演技良かった。この人の目の説得力すごい。

アリーやジャクソンの家族も人間味あって好きだし、アリーの親友のラモンがめちゃキュート!

ジャクソンの運転手はドラマ「HEROES」のマット・パークマンだった。心読まれてる(笑)

オシャレ度 ★★★★★
オープニングの、踊りながら歌うアリーを背に浮かぶ「A STAR IS BORN」のタイトルがカッコ良すぎた。
アリーの部屋の壁にはさりげなくキャロル・キングのジャケットが貼られてる。

エンタメ度 ★★★★★
歌の盛り込み方が良い!ミュージカルかってくらい盛りだくさん!
ライブシーンの迫力もすごいけど、何気なく日常的に唄い出す2人に引き込まれる。アカペラに震える。
歌の完成度が高いし、ストーリーと密接に繋がってる。やっぱ買うよね、全米初登場1位のサントラ。
ガガ様とブラッドリーも音楽製作にもちろん関わってる。

メッセージ性★★★★★
お酒はほどほどに…🥃🍶
愛があれば……

実際のガガ様とリンクするシーンがいくつか。
ドラァグ・バーで歌うのは、かつて自身が同じような店で歌っていたことから。
アリーが契約するレーベルは実在するレコード会社で、ガガ様も所属している。
アリーは鼻の大きさがコンプレックスで、デモテープを聴かせてもそれを理由に断られてきた…という設定も、ガガ様自身が整形を勧められた事があるというエピソードから…など。

アリーにレディー・ガガの半生を観た!
とにかく音楽が最高!

2018年劇場鑑賞33本目
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