まず驚いたのが、ブラッドリークーパーの歌声がめちゃカッコいいということ。
そして言うまでもなく、レディガガの歌声が素晴らしい。世界トップクラスのシンガーの力を思い知らされました。
もちろん音楽は素晴らしいんですが…
それを取り巻くストーリーが少し退屈でした。
誰がストーリーの軸なのか？誰に感情移入したらいいのか？どんな感情を描いているのか？
それらが少し分かりにくくて、色々考える暇もあまり与えてくれなかった、と個人的には感じました。
深みがあるテーマを扱っているんですが、もっとそれらをストレートに感じさせて欲しかった、というか。僕が観ながらに抱いた感情と映画の人物たちの感情に齟齬があって、少し乗り切れなかった。
ひとつ驚いたのは、レディガガが、女優としても魅力的だな、と思ったと言うことです。決して日本の映画のような色物としての女優起用ではありません。魅力的な声と表情でアリーという女性を素晴らしく演じているのにすごく驚きました。
