地に足着いた人の映画を観ると、真逆の映画が見たくなったりする。
風来坊みたいな映画。
このドキュメンタリー映画の舞台、ヨセミテ国立公園は私がいつか絶対に行こうと思っているところ。
ロッククライミングじゃなくて、世界一の大きい樹「ジャイアントセイコイア」が見たいから。
数年前、四国で見た「夫婦杉」の迫力に驚き「巨樹」が大好きに。
やっぱり北海道の樹は大きいといっても「夫婦杉」とはスケールが違う。
そうそう、この映画は樹に焦点を当てているわけじゃないのですが、映りこむ樹の迫力は十分に伝わる。
「アメリカワイルド」を劇場で見なかったことをとても公開している。
小さな山を登ったことはあるくらいで、全く知識はないけど歩くのは好きなので観ていて楽しかった。
とても正気の沙汰とは思えないところを登ったり、飛び降りたりして、ヨセミテ内を何日もかけて縦横無尽に楽しんでいるのを観ていたらとても真似は出来ないけれど、うらやましく思う。
「自分探し」とかそんなんじゃなくて、「そこに山があるから登るだけ」という感じが潔くて好き。
クライマーが読んでいる本がジャック・ケルアックの「路上」だった。
読んでいる本も一切のブレを感じない風来坊っぷり(笑)
Netflixに加入している方は、ぜひ。