鰯

くすぐりの鰯のレビュー・感想・評価

くすぐり(2016年製作の映画)
3.5
現実とは思えない気味の悪さ

ネット上にアップされたくすぐり我慢大会の動画に興味を持ち、主催する団体にコンタクトを撮ったニュージーランドの記者は、団体から差別的な反応を受け取りそれ以降中傷的な嫌がらせが始まる。だれが何のためにいかにして、このような大会を開いているのか調査を始めるが...

並みのホラーよりはるかに怖いし狂気を感じる。あれやこれやと撮影の妨害を試みる時点で怖いし、正体もラストの電話もエンドロール前のテロップも何もかも辛い。また、「大会」などと称して広まっているくすぐりの規模の大きさとそのバックアップには、かなりへこむ。根の深さ、解決の難しさでいうと、映画「スポットライト」に近いものを感じました
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