素晴らしい。とにかく素晴らしい映画だ。ディストピア、その先にあるもの、第二世代と呼ばれる感染者から生まれた子供たちの未来は?
この少女は人間に幸せをもたらすのか、災難をもたらすのか?
本当に考え抜かれたゾンビ映画だ、これほど面白いゾンビ映画はレアすぎて、どうしてこれが超話題にならないのかがわからない!
どこか伊藤計劃の世界を感じる。上品なのはイギリスが舞台だからだろうか、広大な土地から追い詰められた生き残りがロンドンの路地へ迷い込んでいく様子はとても興味深い。まるでそれ自体が人間の末路を表すみたいなんだよなあ。
草木に埋もれるロンドンが綺麗で驚いた。高層ビルもボロボロになりながらその地であることがわかる丁寧な描き方。市バスもまたいい感じ。
ショッピングモールにうじゃうじゃいる”ハングリーズ”の描き方が満点すぎて本当文句がない!
ちょっとメイズランナーっぽくね?っていうまた安易な考えを書かせていただきます!笑
面白かったオチも良い。涼しい!