種の生存系
真菌型感染により未感染の人間が減少し、感染が蔓延したほぼ終焉世界のお話。
ネタバレしてみると全く面白くないと思うので感想までにしておきます。
人から見れば、食事シーンが結構絵的にキツイ場面が多いですが、生きるために必要なものであり、話が進んでいくと生存本能として純粋なものであると感じ取れる。
この映画は全体を通して種の生存のためにとことん純粋です。
子供を起用しているためなおさら純粋というものが強く感じ取れる。
ラストのシーンや、大義を語る博士に放ったメラニーの言葉が、差別の無い純粋さをうまく表現できており、視聴者の視点の虚をついている。
派手さはないけど心に残る一本でした。