ディストピア パンドラの少女の作品情報・感想・評価

「ディストピア パンドラの少女」に投稿された感想・評価

これまでゾンビ映画に対して抱いていた疑問に、1つの答えを与えてくれた作品。

あらすじは、割とシンプル。人類のほとんどが食人ウイルスに侵されて「ハングリーズ」となった世界で、ウイルスに感染しながらも自我を保っていた少女を軸に物語が展開する。

ゾンビ映画、感染パニック映画にお決まりの「どう生き延びるか?」という話で物語が展開していくんだけど、本作には幾つか特異性がある。

1つは、主人公が半ゾンビ、半感染者であるということ。
先生が大好きなんだけど触れると食べたくなっちゃうから、「近づいちゃダメ!」ってヒロインの女の子が叫ぶシーン、切ない。
例えば鬼太郎もそうだけど、こういう半分だけの存在って独特の切なさがある。人と繋がりたい欲求と食欲の狭間で苦しむシーンなどなど。主人公が完全にゾンビではあるけど、「ウォーム・ボディーズ」にもやや近い感情が描かれている。
これを入れることで、ドラマ性が際立つと同時に、感染者を主人公に据えることが可能になる。
感染者=自我喪失=敵 という構造は保ちつつ、「ある特殊な環境で感染したため、人と感染者の中間」という設定を付加したアイデアが上手い。
そしてこれが、後半の驚きの展開につながってくる。

2つ目は、ゾンビ=感染者の特徴。
本作のある種最大の見せ場が、感染者の合間を縫っていくシーン。これはどういうことかというと、本作の感染者は基本は動かない。まるで植物みたいに(この設定も後々効いてきて上手い)。
その辺りに突っ立ってたりすることが多い。恐らく、劇中では描写がなかったけど、進行状態によって行動に制限がかかるのだと思う。
感染者たちは、人間の肌の匂いをかぎ付けると覚醒して襲ってくる。対する人間は、特殊なスプレーをかけてそこを突破する。
あと、奴らが反応するのが音。
つまり、スプレーをかけた状態で音を立てずにこそこそ歩けば、感染者が大量に突っ立ってる場所でも突破できる、ってことになる。
この条件づくりが実に上手くて、もうめっちゃハラハラするわけです。気づかれたらどうする?ってお客さんは当然思うし、「●●しちゃダメ」っていうホラー映画のお約束を、白昼堂々大量の感染者が突っ立っているという異様なビジュアルで描く。このシーンだけでも、本作の意義は大きい。うわ、うめぇ!ってなる。

物語的には、ちょっとネタバレに触れないと言いづらいけど、ラストシーンが冒頭でも述べたようにこれまでのゾンビ映画に対して抱いてたある疑問に答えてくれてて、唸らされた。
公開時から気になってたけど、見て良かったです。アイデアがたくさん詰まっていた。
M

Mの感想・評価

3.0
ゾンビ映画
Hook

Hookの感想・評価

3.0
以前に見た。新しいタイプのゾンビ?映画。冒頭からよくわからない拘束された子供の登場でなかなかに引き込まれていく。ラストは切ないというかうーむ。
斬新!今まで観たことない設定のゾンビ映画。細かいことはさておき、最初から最後まで飽きることなく十分楽しめました。
dragon01

dragon01の感想・評価

3.6
ゾンビ映画だけど…
ただのパニック映画じゃなかった😳
でも変わった視点で楽しめた😊
ちょっと釈然としなくもないけど…
あのゴーストタウン
チェルノブイリなの😳
Uzurakoh

Uzurakohの感想・評価

3.2
ゾンビはゾンビだけど、ゾンビがゾンビを変える。ゾンビの世界を変える。ゾンビの定義を変える。一輪の花に頼る理性。
コタケ

コタケの感想・評価

3.4
斬新で新鮮なゾンビ映画だった
最後の続きがそれからどうなっていくのか少し気になった
ゾンビ映画にしては設定やラストが斬新

メッセージ性も感じて、考えさせられる
音楽や舞台が映画とマッチしてて良かった
(舞台が魅力的だった)

・緊張感あるシーンでも、ゾンビメイクが安く見えちゃってしっくりこなかった
雑食

雑食の感想・評価

3.0
みた よくわかんない邦題つけんなっゾンビ映画じゃないか。たしかにただのゾンビ映画じゃなくていろんな肉付けがしてあって面白かった。女性陣はジェマアタートンとグレンクローズだったから見続けられた。男性陣はけっこうどうでもよかった。メンバーにおバカがいなくて厳選されているため次々死んでいくとか暗闇からドーンとかなくて安心して見ていられた。
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