もやし畑

21世紀の資本のもやし畑のレビュー・感想・評価

21世紀の資本(2017年製作の映画)
4.0
資本の集中と格差

18世紀は貴族の時代だった。ほんの一握りの貴族に富が集中し、その他大勢の人々は搾取されて苦しい生活を強いられた。
時代が進み、民主主義が根付いた21世紀、18世紀と同様の格差が生じている。
金融において、生産システムに投じられる比率は15%。資本は人や設備、開発や発明に使われず、残り85%は実態のない金融システムの中で膨らみ続けている。
その膨らんだ富は一部の人々が独占し、そのまま相続されるのである。

グローバル企業がタックスヘイブンに拠点を移して脱税するなら、その国の売上額に応じて課税しろというのは興味深い提言だった。

格差はやがて大きな社会混乱を招く。今作で取り上げられた格差の問題は、まさに今解決しなければならない問題なのだ。わかりやすいので是非見てほしい。