21世紀の資本の作品情報・感想・評価・動画配信 - 3ページ目

「21世紀の資本」に投稿された感想・評価

耕平

耕平の感想・評価

3.5
20世紀を起点とした階級闘争小史といった趣き。おそらく意図的に言及されなかった二つの名前、カール・マルクスの思想と、そして「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい」というイエス・キリストの言葉が作品の下部に流れている。

ナショナリズムは階級闘争を隠蔽するために作られた。その結果がWW1、ナチズムの台頭はドイツが極貧に落ちたから、貧困は人種差別と虐殺さえ正当化する、という史観が良かった。さらに、労組の解体の時、本来ならばすべき階級闘争が、身近な要素、民族、週休、セクシャリティというアイデンティティ政治にとってかわられた、という指摘も非常に重要である。というか、私はずっとこの史観を支持している。
えいこ

えいこの感想・評価

3.5
あの分厚い書籍を読む気概はなかったが、映画版ならと観賞。

中世からの資本の集中と格差の拡大の経緯について、映画やニュース映像、識者の解説を挟みながら、テンポよく展開されていく。言説は巷で聞いている内容が多く、映像のわかりやすさも相まって、グローバル資本主義の課題がひと通り理解できる。

ITグローバル企業は、所在地に捉われず、限りなく生産性を追求していく事業のため、雇用も生まず、課税もできない。ダミー会社の所有する都心の不動産から誰が利益を得ているのかも追求できない。1%の富裕層は、その優位性を自身の実力と錯覚し、富は次代へ相続され分配への志向は働かない。現代まで成り立ちを辿ってきた最後に、再び貴族の館の映像が現れて、歴史が繰り返されていくことに愕然とする。

資本主義にブレーキを踏むことはできるのか。新たな枠組みの社会に移行することはできるのか。温暖化は…パンデミックは…山積する課題に頭がクラクラする。
上K

上Kの感想・評価

3.6
月並みだけど、勉強になった。映像込みで見る方がやはり理解が早い。何故かわからんが。
YukA

YukAの感想・評価

3.7
歴史を振り返れてよかった。いろんな映画を引用してて、わかりやすい。このままいけば歴史は繰り返されるかもしれない。ロボットが支配する世界も、富裕層が他の惑星に移住するのもありえそう。政治家が富を独占してるけど、日本の生活は海外に比べてかなりマシだなあと思った。日本に住んでてよかった。

松下幸之助さんがお金は国から借りてるものだから、税金払って返すのは当たり前だと思えばいいって言ってたのは間違いなかった。
おり

おりの感想・評価

4.0
1900年代からの資本主義の歴史、リーマンショックから世代間格差のあたりは身に染みすぎてつらかった
「資本主義はもはや労働と関係ない」
敵のことをしっかり理解しないと戦えないな
Soshi

Soshiの感想・評価

2.5
大尊敬しているピケティの映画。世界の昔の映像が見れた。音楽も懐かしいものでよかった。映画を観ただけでは絶対に理解できない。ピケティの『21世紀の資本』読もうにも難しすぎるので、解説本で理解を補うおくとよい。特に「r>g」の理論くらいは知っておくといい。映画でなくてもよかったかな。
パピコ

パピコの感想・評価

2.8
資本主義の終焉について中世の経済史から解説する映画。
「21世紀の資本」という書籍の映画版。

内容が自分には難しかった。学生時代経営学部だったはずなんですけどね笑

資本主義は資本が極少数の金持ちに集まり、格差を大きくさせる。
格差を超えていけることはほとんどなく、親の資本、財力がそのまま直結する。
一般的な現役世代は親世代より貧乏になる。

この資本主義の終焉を変革するには
累進課税を強化する
相続税をより強くする
ことが提言されていたがそのような簡単な問題ではないと思った。

お金を巡っては人類は答えを出すことはあるんでしょうかね
人類崩壊するまで模索してそう。

一般人は頑張って働くしか生きる道はない
日本はまだマシだなと思いました。
今夜

今夜の感想・評価

2.0
解説は18世紀のフランスの貴族が人口の1%しかいないとこから始まる。
20世紀→民の不安が階級格差へいかずナショナリズムと結びついて(利用して)第一次世界大戦へ。

21世紀→IT企業は税金を払ってないので富が回らない。人は雇わない。不動産はダミー会社が持つ(から資産を把握できず課税できない)。タックスヘイブンの問題。
大型金融機関の85%の融資は同じ人が資産を売買して価値を釣り上げるための金融システム。物件が空室でも価格が上がるなら開発に投資するよりずっと楽にもうけられる。
自由業扱いの低賃金の仕事は年金も有給もなく、病気は自己責任。格差への不満の矛先は多国籍企業ではなく叩くのが楽な移民へ。
今後は技術が新たな雇用を生むとは限らない(単に失職者が増える)。資本主義の形を見直すべき。


なんかもっと21世紀の話が中心になると思ってたし、普通に眠かった。
今の日本が正にそうだけれど
政治と利権が好き勝手していて
国民が合法的にひっくり返せる方法が一切ない。
ので、ヒエラルキーが覆ることが無い。
歴史から学ぶとすれば
これをひっくり返すには戦争しかない。
不戦国日本として最大の矛盾。
Seth

Sethの感想・評価

4.5
天才経済学者の超難解な本を、本人がわかりやすく解説してくれる映画(というよりドキュメンタリー?)。

現代人は(日本人は特に)、戦後と戦前で2つに分けがちだけど、もっと視野を広げて世界史的に富の所有(占有)がどのように変遷してきたのかを理解することができる。
今ちょうどミクマク経済の勉強をしてるのでとても勉強になった!
庶民は賢く生きないと!!笑

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