ゆんぶりっく

マインズ・アイのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

マインズ・アイ(2015年製作の映画)
3.6
サイキッカーを監禁し研究する施設から脱出した主人公とその恋人。
追手とのモタついた死闘の末、決意を固めた主人公は自ら施設に乗り込み最終決戦へと突入!!
低予算ゆえ派手で壮大な話にはなっていきませんが突き詰めたグロテスク演出は必見!

監督デビュー作「人間まがい」もそうでしたが、本作はさらに輪をかけて前半が退屈です。
超能力描写も物を動かしたり、せいぜい人を吹っ飛ばすくらいですからね。
どうしても地味になってはしまうわけです。
施設を脱出するにしてももう少しスリリングに演出できなかったかなーと。

彼女と合流して以降も地味さは相変わらずなんですが、バイオレンスとグロ描写はそれを補って余りあるほど光ってます。
誰もが「あ、スキャナーズがやりたいのね」と分かるド頭大爆発はもちろん、超能力関係ないオノやショットガンによる人体破壊が本作の最大の見どころと言えますね!

あとは能力を使う側も人を殺すにはメチャメチャ全力出さないといけないので能力バトルに突入するラスト付近は顔芸対決の様相へ。
なんかもうどっちが攻撃してるんだか、どっちが優勢なんだかわかりません!

人1人殺るのにも鼻血出るほどプルプルするわ、時間かかるわでちょっと冷静に「体術極めた方が強そう」って思っちゃいますが笑
博士の目的が達成してもドニー・イェン1人に壊滅させられそう。
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