映画太郎

幼な子われらに生まれの映画太郎のレビュー・感想・評価

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)
3.5
正直に言ってしまうと、自分は宮藤官九郎とか寺島しのぶに共感してしまったので、やっぱり独身のままでいいなと思った。

自分のエゴのために結婚したり子供を作ると、まわりを不幸にしてしまう。あと、「ほんとうの家族」とか「ほんとうの父親」にこだわりすぎるから、おかしな話になるんじゃないか?ステップファミリーが当たり前の国だったら、もっと家族のかたちも多様で、周囲も寛容なのではないだろうか。

ラストは強引にハッピーエンド的な方向に持っていかれたけど、いまひとつ共感できず。ただ、作品としては面白いので、見る価値はある。自分の家族観が問われると思います。