ardant

幼な子われらに生まれのardantのレビュー・感想・評価

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)
4.5
妻の連れ子にボロクソに言われ、家族を守るために左遷させられ、それでもつぎはぎだらけの家族というちっぽけな共同体を守ろうとする浅野忠信。
ちっぽけだからこそ守る価値のあることぐらい、家族を積極的に持とうとしなかった私にもわかる。

わたしの大好きな田中麗奈さん、各助演女優賞おめでとう。だけど、そんな演技どこにも見えなかったんだけど。演技とは思えない演技が良かったのかも。あの能天気さが。

宮藤官九郎は嫌いだ。顔が。

荒井晴彦氏の20年間あたためてきた作品を映画化した三島 有紀子氏の勇気に乾杯。
恐ろしかったような気がするので(笑)。
それでも、委ねられたのは熱意と信頼の証でもあるのでしょう。
ardant

ardant