MountainDew

幼な子われらに生まれのMountainDewのレビュー・感想・評価

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)
3.7
語弊を恐れずにいうと
こんな映画がもっと増えて欲しい。
身近なようで身近じゃないテーマを扱って共感を得る。そこにはエフェクトやCGを
多用した邦画としてはどうしても絵作りで
ハリウッドなどに負けるものではなく。
まず、共感から入り、そこから広げていく
作りの邦画作りをした作品がもっと増えないものかと。
作品自体の雰囲気は「万引き家族」に
似ていてどこからが家族としての
コミニティーで血のつながりとは?
など今のどの環境の家庭にももしかしたら
当てはまるテーマでとても良かった。
苦悩する浅野忠信の演技は相変わらず
素晴らしい。
ちょっとずつイライラが溜まっていき
最後に破裂する演技は見ててハラハラするものがある。
少ししか出てこないのに宮藤官九郎の
存在感も凄かった。
少し昔の環境に感傷してる人の顔だった。
子供達もすごくよかったな。
次女の方なんか見たことあるんだけどな。
とにかくこんな作品が増えて欲しい。
そんな映画。
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