ぬーたん

ワンダー 君は太陽のぬーたんのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
3.4
公開初日に張り切って観に行った。
感想は…普通でした💦
これだけレビューが良いと書きにくいけど。
つまらなくはない。でも特別良くもない。とにかく普通。というのが正直なところ。
うっかり寝てしまうことはないけど、感動に心が震えることもない。
ハードル上げ過ぎたかな?

遺伝子疾患の病気、トリーチャーコリンズ症候群で、生まれつき顔に障害のある10歳のオギー。
11歳のジェイコブ・トレンブレイが演じた。
『ルーム』のあの可愛い男の子が、特殊メイクで好演した。
母をジュリア・ロバーツ。
父をオーウェン・ウィルソン。
美形でベテランの俳優。夫婦役は似合わないかな?
ジュリアも老けたと思ったら50歳。
本当は辛いのにオギーに明るく接する様は、心が痛くなった。
オギーが通う学校の校長をマンディ・パティンキン。
最近では『ホームランド』のソール。
真面目で心優しい役がぴったりのヒゲモジャ。
オギーの級友、ジャックやサマー。
いじめっ子のジャスティン。
まだ小さいのにみんな上手い。
担任の先生ダヴィード・ディグスが長身でイケメン。
姉のヴィア、彼氏のジャスティン、親友のミランダと若々しく美形揃い。

オギーが初めて学校に通うことになり、その学年が終わるまでの1年を描いている。
主役はもちろん、このオギーで、学校でのいじめやからかいに心が傷つき、やがて友達も出来て…という平凡な流れだ。
出来過ぎのストーリーはフィクション。
ただ、オギーだけでなく、姉のヴィアの気持ちにもスポットを当て、その成長や恋愛も挟んでいる。
更に級友のジャックや、ヴィアの親友のミランダのことまで描いており、それが良いという観方もあるかもしれないが、私は周囲の人間の話に尺を取り過ぎと思った。
観たいのはこの子の過去や現在や未来であり、その気持ちや家族と友人たちとの関わりで、絶対的な主役であって欲しかった。
オギーは太陽。その周りの惑星が家族。
太陽に照らされ、惑星は明るくなる。
太陽の話をもっと知りたかった、という消化不良な感じがした。

涙腺が弱くなった私もウルウルは来たけど、用意したティッシュは使わなかったよ。
ファンの方、すんません💦

☆オギーの使ってた布団カバーが欲しい!宇宙飛行士になれる😊
ぬーたん

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