とても良い作品ですね。親子で見ても良いし、大人も充分に楽しめる。
オギーが生まれながらに顔面にトラブルを抱えていた事は理解できるが、その原因が遺伝？なの？
多分人としての形を整えていない状態で生まれたのかな？とは思うがそれは命に関わるような疾患ではない？のよね。命に関わる難病物ではないんだと言うことをまずおさえたい。
でも人間社会のなかで生きて行く上で
最初の見た目が大事なのはよくわかるし、ああいったトラブルは想定内。でもオギーが初めて入学した学校は校長始めとても良い学校だったと思う。
オギーだけをクローズアップするのではなく、主要人物それぞれ心の葛藤を描写する事でオギーを取り巻く環境の過去と現在にとても共感できた。
それはひとえにオギーの見た目ではなく、オギーそのものにとても魅力があったから。そんなオギーに育ったのは両親と姉の暖かな愛に包まれて育ったからなのよね。
徐々に徐々に友達の輪が広がって、最後はいじめっ子達とも仲良くなれたのは、ありきたりな過程かもしれないけどじんわりと心に沁みてくる。勇気を出して、学校に入学して本当に良かったね。本来学校はこうあるべきという形を見せてくれた作品だったと思う。
