彼が、みんなとは少し違うから、特別な顔を持って生まれたから、彼が、かわいそうだから、だから、彼が主人公。勝手に想像していたような、そんなつまらない映画ではありませんでした。
この映画では、みんなが主人公でした。そういう構成になってました。人と人とがすれ違い、悩んでいるのは、みんなおんなじでした。確かに彼は特別なのかもしれませんが、特別なのは彼だけではなく、みんなが特別でした。なんだかうまく言えないけど、そんな意味で、彼は別にみんなとも違わないんだと、そんなように思いました。
あの校長先生を尊敬します。
あー、もう一回観よう。