さっちん

ワンダー 君は太陽のさっちんのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.2
予告編の段階でうるうるしてしまった私としては、否が応でも期待値が上がりまくってましたが、期待を裏切らない作品でした!

オギー役のジェイコブくん、「ルーム」の時も思ったけど、お芝居をするために生まれてきたかのような天才的な演技!
特殊メイクで表情作りにくいはずなのに、喜怒哀楽の「怒哀」は抑えて、嬉しい楽しい時は、弾けるような笑顔!
宇宙飛行士のスキップと共に、こちらも弾む気持ちになる。🎵

今作、特に素晴らしかったのは、オギーを中心にしながら、彼を取り巻く人々のそれぞれの事情と視点が描かれていること。
みんな色々な悩みや淋しさを抱えているのに、それでもなんて優しいの!!
ネタバレになるので詳しくは書けないけど、一番の涙腺崩壊ポイントはそこでした。
(;´༎ຶٹ༎ຶ`)
ポスターに書かれているとうり、「幸せの涙に包まれる」ことが出来て、心洗われた気分になりました。

ただ、7年生の子たちとの一件の部分だけ、なんだか唐突で取ってつけた感があったのと、いじめっ子のボスの子の救われない感が、せっかく爽やかな作品なのにモヤモヤ胸に残ってしまったところだけが個人的に残念でした。

とはいえ、しょっぱなから最後まで、どんだけ泣かしてくれるの〜と思うくらい、爽やかな感動を与えてくれる素晴らしい作品でした。🎶
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