このレビューはネタバレを含みます
オギーを中心に、ちょっとずつみんなが優しくなったり、ものの見方が変わったりする話。
オギーが優しいのは、家族が彼を心から大切にしていたからで、オギーもそれをきちんとキャッチして、愛していたから。
児童書が原作だけあって、どこのキャラクターに向けられる視線もあたたかい。
個人的にぐっときたのは、お姉ちゃん・ヴィア。親友とのいざこざと、ボーイフレンドとのラブと、なかなかのトキメキ要素。
私は一人っ子長女なので、まぁあれだけど、ずっといい子でいなきゃならないのって息苦しいよねーーって思ってしまった。
学校を去ることになってしまった彼も、ほんとうに最後に目を開くことができたので、新しい場所で元気でやっていってくれたらいいなと。
格言は多かったけど、そこは正直あまりピンとこなかった。なんでか。
あれがなくても、オギー自身が強さも優しさもちゃんと示したからなのかもしれない。
ちなみにスターウォーズは未履修なので、ネタの意味があまりよくわからなかったのが残念。