おん

ワンダー 君は太陽のおんのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.2
ワンダー

登場人物誰もが少し変わった部分を持ってて、愛らしくて優しい映画でした。

予告編を見て視聴しようと決意。
ルームでは子役とは思えないくらいの演技力を発揮していたジェイコブトレンブレイでしたが、ワンダーでも難しい役柄を演じ、脚本の力もありますが本当に視聴者の心をつかむのが上手だなと。

後半ある場面で出てきたある寸劇。
我々にはあまり馴染みはないですが少し調べてみると、アメリカでは最もポピュラーな劇の題材の1つで、1940年以来70年間にわたり繰り返されている演目だそう。
基本的なストーリー進行としては、その時代のアメリカの普遍的な日常生活を舞台進行役がその人物の生、愛、死という三幕を描き普遍的な日常感、生活感を感じさせる内容とのこと。

この題材が選ばれている理由としては、オギーが少し他の人と違ったスタートを切った生というタイミングから、普遍的な生活に溶け込むまでのすごく遠かった道筋を感じさせるためなのかなと解釈しました。

映画館中から涙が流れるのも納得の、最高に後味の良い映画でした。
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