オギーは太陽で、周りのみんなは惑星。
だけど。
複数の人物からの視点で描くことで、そりゃそうだよね、自分の人生じゃ自分が主役だよね、という気持ちに自然とさせられる。
姉ヴィアの気持ちに共感したり、はじめはなんだこいつと思った彼女の親友に泣かされ、そして憎っくきいじめっ子にすら、彼のこれからに幸あれ…と思ってしまう。見ているうちに登場人物に愛着が沸く、とても暖かい作りだった。
丁寧で色味の美しい映像もとても素敵だし、印象に残るセリフやシーンが多い。
マイクラで仲直りって最高だな、っていうのと、今時の小学生はパソコンでマイクラやっちゃったりするのか…！という驚きもあって好きなシーンです。
「迷った時は、正しいことより親切な方を選べ」っていい言葉だな。
