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ワンダー 君は太陽のRayのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
5.0
これはね、マイナスポイントが見当たらないくらいめちゃくちゃいい映画でした。

今年映画館で見た映画、グレイテストショーマンにリメンバーミーに、この映画。どれもいい映画ばっかりで幸せ。

「なぜ僕は醜いの?」

自分の意思ではなく、遺伝子の疾患で人とは違う顔で生まれたオギー。

こんなことを子供に言われたら、私はオギーの両親のように断言できるのかな。両親の愛は偉大で、家族の言葉に涙が溢れる。

姉や友達の視点が描かれているところもすごくいい。こういう映画って主人公のみにスポットライトが当たりがちだけど、周りもいろんな葛藤を抱えている。ヴィアが手のかからない姉であろうとしているところ、ぐっときたなー。そんなヴィアが徐々に自分を表現できるようになってくるところも胸が熱くなった。

重くなりがちなテーマだけど、暗くなりすぎず、希望が持てる映画。オギーの感情が、大好きな宇宙の世界で表現されているところがかわいくてほっこりする。

オギーは太陽で、そのまわりを囲む家族という惑星。

もうね、はじめから最後まで泣きっぱなし。

何度でも観たい、おすすめの作品です。
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