絶対泣くと思っていつもとは違って端っこの席にしたら
まさかの会社の同期が隣に来た!(笑)デートでした。おもろい。
凄く泣くかと思ったらそうでもなく、ただ感動しました。
形式はオムニバス風。
それぞれの子供達目線でのストーリーがあって良かった。
個人的にはお姉ちゃんのヴィアに共感する部分が多かった。
オギーは見た目は異質だけど中身は普通どころか相当賢い子。
これは両親が素晴らしかったからだと思う。
何かと母親が我慢したとか努力したって描写が多かったけど、
要所をしっかりと父親が抑えててとても良かった。
オギーに対する虐めもそうだけど、
ヴィアに起こった事も普通にある事で
虐められて塞ぎ込んでたオギーに
「私だって友達から仲間ハズレにされた!学校じゃよくある事なの!」
ってのは凄く効いた。
見た目や障害はキッカケになりやすいけど、
或る日突然訳も分からず虐めの対象や仲違いする事は「普通に」あることなんだよなぁ。
ある意味見た目なら分かりやすいわ。
性格とかだともうどうにも出来なくない?
変な話、これに関しては平等なんだよな…人間ってやつは…
出てくる子供達はみんな何かしらあって、
ミランダは両親の不仲、ジュリアンはプライドの高い母親、ジャックは母子家庭。
悩みや障害に優劣は無くて、皆それぞれの苦悩してて、
わかり合うなんて事は傲慢だと思うから皆が少しずつ他人に優しくするのが大事なのかなって思いました。
1番強烈だったのは
「(オギーと)喋るとペスト菌が感染る」
でした。ペストて。
それにしてもアメリカでも日本でも見た目が劣ってる人は菌扱いなんだなって。