ピッコロ

ワンダー 君は太陽のピッコロのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.0
こころがポッカポカ。

噂のオギーやっと観ることができました。(なに、この今更感。)
今更すぎて誰も興味がないだろうし、何を書いてももう手遅れだけど頑張ってレビューしようと思います!

観に行くつもりはなかったけど、タイムラインが絶賛の嵐だったので観に行くことにしました。映画中毒者の病状の一つ、みんな高評価なら行っとくか。である。なによりレビューやコメント欄でよく見かけたオギーが気になって仕方がなかったっていうのもあります。オギーで盛り上がってるのを遠いところからただただ眺めてるだけでした。

まるで、風邪をひいて学校を休み、次の日に学校に行ったらなんか知らんがクラスが盛り上がっている。
ねえ、昨日なにがあったの?これこれこうでさ。
へっ、へーそうなんだー。といった感じ。

でも、これでもう安心。
仲間に入れるぞと思ったら今は「カメラを止めるな」に夢中。
へっ、へーそうなんだー。
・・・・続く。

さて、前置きが長くなってしまいました。
(前置きの方が書くのが楽しいのは内緒。)

オギー、オギー、オギー。なんていい子なんだ。
オギーーー。

オギーって主人公の名前だったんですね。まあ、なんとなくそうじゃないかなと思ってましたが。なるほど、みんなオギーって叫びたくなるわけだ。すごく魅力的な太陽みたいな少年でした。スターウォーズが大好きという時点で自分としては好感度が高いです。シディアス卿とまさかのチューイ(結構、出番が多い。)に得した気分になりました。

この映画で良かったのは、オギーにだけ焦点を当てた物語じゃなかったこと。映画では4人の人物に焦点が当てられてます。オギーの親友ジャック(この子もいい子や)、オギーの姉ヴィア(かわいい)、お姉ちゃんの親友ミランダ(この子もかわいい)。その中心にいるのがオギーで、それぞれから見たオギーも描かれていました。
もちろん4人以外にもオギーの両親、校長先生、担任の先生、クラスメイトなど、とっても温かく心がポッカポカになる映画。

出てくる皆がいい子(一人除く)でここは天国なのかと思うほど。
この一人も親が怪獣だっただけできっといい子だったんだろうなと思うと切なくなりました。あの怪獣、蹴り飛ばしたくなりましたが暴力はいけないですね。

太陽みたいな心をもつオギー。
オギーのその心は、みんなの心まで太陽にしてしまう。
ピッコロ

ピッコロ