このレビューはネタバレを含みます
序盤から「見たいなら見れば」と、ちょっと強気なオギー。
きっと両親に大切に育てられ、見た目が全てじゃないと知っているからこそ、劣等感を持たずに生きてこられたのだ感じる。
ただ、学校に入ることで少しづつ変わっていく。
小学生くらいの年齢って特に、他の大勢と違うだけで 意地悪されたりするよね。
メガネかけてる、とか歯の矯正してる、とか、そんな些細なことでも。
まだ 自分と違うってことを受け入れることが難しいそんな年齢でもあると思うけど。
オギーもいじめを受けたり嫌な思いをすることで少しづつ明るさを失っていく。
泣きながら、お母さんに辛い体験や気持ちを打ち明けるシーンは心が痛む。
だだ、様々な困難を乗り越えて迎える最後の表彰式のシーンは泣いちゃうよね〜
オギーだけじゃなくて、様々な視点を書いてるところもよかった。
お姉ちゃんもまた違った苦悩があっただろうし。
家族愛も友情も恋愛も全部入ってて 心温まる作品だった。
