伏見の剛力

ワンダー 君は太陽の伏見の剛力のレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.0
タイトルからフォレストガンプを勝手にイメージした私ですが以外にも主人公オギーの顔でお涙頂戴劇が繰り広げられずに彼を通して成長していく周囲の人々に胸が熱くなりました。

君は太陽なんてアランドロンの太陽がいっぱいみたいだなと思いきや本当に君は太陽でしたのでこれはおみそれいたしました。

太陽系に絡めてチューバッカやシディアス卿などのスター・ウォーズネタを妄想として演出していたのはドキュメンタリー臭さがなく映画的楽しさがあり肩の力が緩みます。

オギーの好きなキャラはボバフェットだったり赤いライトセーバーを振り回していたのにシディアス卿は好きではなかったりチューバッカを妄想したりとルークやハンソロではないところが外見に対してのオギーの心理が反映しているのでしょうか
ボバフェットと今の小学生が答えたら校長しか目を輝かせませんよ

そしてオギーのクラスメイトの演技力の高さには笑ってしまうんですよね
決して悲しい場面を逃避したいがためではなく本当に笑ってしまって
小学生の顔の筋肉こんな動くわけあらへんがなとどうも芦田愛菜ちゃんみたいに演技が上手すぎて子供に見えないんですね。

特にジャックウィルの子役はトムホランドが縮んだんじゃないかってくらい爽やかに表情筋を動かしまくっていて将来化けるのではと期待せずにはいられません。

個人的に幼少期に父親とライトセーバーのおもちゃで映画のまんま遊んだ思い出やジュリア・ロバーツのシーンだけが実際にドキュメンタリーに見えるほど母親役を熱演していたりとこみ上げてくる物があり泣かせてくる映画と言うより主人公オギーよりも彼の家族、仲間に心が暖かくなる小学生に鑑賞推薦したくなるそんな映画でしたね。
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