心晴れ晴れになる映画!
描かれるシーンがクリスマス年末のこの時期にぴったり。
主人公は生まれつきの病気で、
顔にいくつもの手術跡がついている。
それを理由に最初は周りのクラスメイトは
いじめを行ってしまっていた。
子どもは異質なものに残酷。
正直で繊細で時に暴力的。
でも根底にある素直さで
モノの善悪がちゃんと理解できる。
だから間違ったことをしても
ごめんなさいと言えて、
かつまっすぐに進み直すことが出来る。
そんな子供の姿に心打たれた。
一人一人がだれかの大切な人。
大切な子どもで、それぞれ個性を持っていること。
小学生の頃にこの映画に出会って
このことに気づけていたらな、と思った。
また、主人公だけでなく家族や友人などの登場人物が抱える問題を通して、
それは主人公はたまたま外見であったけれど、気づきにくいところで、人は悩みを抱えているものだと改めて気づいた。
すこし周りの人にやさしくありたいと感じた。
その他、どんな問題があっても何事にも諦めない登場人物たちの姿や、
姉のサークルの劇のセリフ「家族がいること、あったかいコーヒーがあること、当たり前に夜眠り朝に起きる、この世の美しさ」も印象的だった。
素敵なセリフの数々。
心浄化されたい人にオススメしたい。