ずん

ワンダー 君は太陽のずんのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
4.5
ご挨拶遅ればせながら2019年明けましておめでとうございます🙇‍♀️⛩🎍

昨年は沢山の方からコメントを頂けて映画鑑賞がより楽しく、より好きになった1年でした!
いつもレビューを読んで下さったり、コメントを下さる皆さまに支えられています。ありがとうございます✨
今年もよろしくお願い致します。

なかなか昨年末は色々とバタバタして、昨年観た映画をレビュー出来ていません。
なので今年は「レビューはその日のうちに!」を目標に頑張りたいと思います!

今年1発目のレビューは昨年観た映画の中で心にグッときた作品、「ワンダー 君は太陽☀️」
君に決めた!


あらすじ

10歳の少年オーガスト・プルマン、愛称オギーは遺伝子の異変により生まれつき他の人と違う顔で生まれてきた。その為顔の手術を何度も受ける日々。学校にも行けずずっと自宅学習だったが5年生になるタイミングで学校に通うこととなる。

果たしてオギーは楽しく学校生活を送ることが出来るのか?


もう最後まで涙が止まらなくてしょうがなかったです。

この作品の素晴らしいところはオギーの体験談だけでなく、オギーを取り巻く人物、例えば身近なお姉ちゃんだったり学校のお友達だったり周囲の人の立場や心境も丁寧に描かれていた事です。

少なからず多くの人が経験した事のあるであろう立場が順に描かれているので、それぞれのキャラクターに共感出来る人も多いのではないかと思いました。

特にお姉ちゃんの立場はなるほど〜と面食らいました。お姉ちゃんからしたらいつも両親に気にかけられるオギーは太陽で自分やその周りの人は惑星のようだと例えており、人知れず寂しさを感じているのです。
そして病気じゃなくても人間関係で拗れることもあるし、それぞれ孤独や苦しみを抱えているんだよとオギーに社会の厳しさを教える場面はとても心にグッときました。

何よりお姉ちゃんはじめオギーの両親や学校の先生も素晴らしい人格者だったのが良かったと思います。

オギーは学校でジャク・ウィル少年と仲良くなるのですが、ひょんなすれ違いから仲違いしてしまいます。また学校でイジメに遭ってしまうのですが、本当に些細なきっかけで人間関係拗れたり、イジメに発展してしまったりするんですよね。

この作品はそういった人間関係の中で人と向き合う事の大事さを教えてくれました。

"相手の事を知るにはまず相手の事を良く見る事!"

本当にその通りだと思います。相手の良いところを見つけて思いやりの気持ちを持って接することで皆が生きやすい世の中にしたいものですよね。
学校生活を送る子ども達だけでなく社会生活を送る大人達も学ぶ事の多い作品だなと感じました。

オギーを演じたジェイコブくんはじめ、有名映画で見かけたことのある実力派子役達の演技もとても良かったです。

とても優しい気持ちになれるそんな作品でした。
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