生きることは、紡ぐこと。
大切な誰かが、物語ること。
若き宇宙飛行士は 厳しい試練を乗り越え 喝采の海原を歩き 陽の目を浴びる。
そして、やがて自らが辺りを照らしていく。
ところで。
あなたは陰ではない。何十年も前からこの銀河で輝いていた惑星が、キラキラとあなたを照らしている。その光に気づき、照らし返すことができるあなたは、何とも優しい人だ。
ある日突然 大好きな友が離れてしまったり、ある日突然 歯が白く誠実そうな男性が近づいてきたり。これから先だって幾度となくとまどいがあるかもしれない。
でもみんなあなたのこともしっかりと観ていて、あのちょっぴり怖いけど地球のように優しいママや、いつもあなたを優しくくすぐり 暖かい風を吹かせてくれる木星のようなパパと同じように、あの日ばかりは私も泣いてしまった。
右手にはあなたらしい可憐さを、左手には華やかな舞台でも怖気付かないその芯の強さを。
宇宙一のプルマン家が、ずっとあなたの側にいます。