ネリーマックミーン

ワンダー 君は太陽のネリーマックミーンのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
3.8
とてもいい映画だったと思う。
オギーだけの話じゃなく、周りの子供たちにまでフォーカスしていて、皆が持つ気持ち・心に触れることができた。
とても温かくて、人っていいなって思える。見て良かったし、皆に見てほしいと思った。
きっと現実はこうならないけど、みな、こうでありたいと、きっと思っているはず。

ザ良い話で、道徳の授業で見せられそう感はあるけど、説教臭くなく、こうしましょうといった押し付けもなく、
心の動きと人の触れ合いが中心なのが、嫌味を感じなくさせてるのかな。
そして、終始明るいトーンで、もちろん悩むし苦しむけど、重苦しくなく、前向きに、常に希望をもたせて見せてくれる。

個人的には、ミランダとヴィアのお話があと少し欲しかった。あの後、オギーは電話したのかな…。話的に回収はされてたし、仲直りはしてたけど、この2人のをもう少し見たかった。
そして転校したいじめっ子の方、チャンスをあげたかったな…!いや、この展開だからこそ良いんだけど…!感情移入してしまった気持ちとして…!
あ、あと犬のデイジー、死ななきゃいけなかったのかな…ペットの死はこたえる…。最後、オギーの元にいてほしかったな…。ヘルメット含めて卒業の意味なのかな…でも悲しいな…。