このレビューはネタバレを含みます
「R・J・パラシオ」の小説を原作とする感動のドラマ。
原作者の実体験から生まれた物語。
トリーチャーコリンズ症候群により入退院を繰り返した少年オギーをベースに描かれる。
しかし蓋を開けてみると、このオギーを取り囲む周りの登場人物へのスポットの当て方が非常に面白かった。
幼い子供ならではの悩みから、家族の在り方の中で生まれる葛藤まで、それぞれのエピソードがどれも興味深く丁寧に描かれていた。
周りの人に愛され支えられていたことも大きいけど、やはりオギー自身の心の強さが周囲を自然と魅了していたんだろう。
泣けるシーンが山ほどある、本当にハートフルな作品でした。