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ワンダー 君は太陽のnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

人と違う顔で生まれて自宅学習を続けてきた少年が10歳を機に学校に通い始める話。
悪意を見るのは辛いけどオギーが乗り越える壁としてそこらへんもきっちり描かれていてよかった。でもその壁というのはオギーだけでなく取り巻く人の壁でもあるんだよね。反省を見せたからこそ余計に後味悪すぎる退場をしたと思ったジュリアンが修了式にちゃんといたのには心底ホッとした!ジュリアンも戦ったんだんだね!
オギーがジャックから離れたきっかけの言葉がどうしても許せなくて、オギーのことが大好きならなんでそんなこと言っちゃったの~~~?!と思ってたけど、調子に乗っちゃっただけなのね…。そして仲直りのシーンでその言葉で笑い合えてるってことはただの軽口ってことか。ま、まあ仲直りしてよかった!これホント!
他校合同の野外活動で誰もオギーを怖がってないのはきっとハナから「オギーが友達と遊んでいる光景」が目の前にあったからなんだろうな。いじめっこたちと一緒にピンチを乗り切って仲良くなっちゃってんのが男子~~~~!という感じでたまらん。
子どもが主人公の映画を見るとどうしてもまわりの大人に心を重ねてしまう。オギーがジャックと一緒に校門を出てきたのを見たときの母親の表情がもう…わかる!わかるよ!自分が「惑星」であることを自覚しているお姉ちゃんに対して「あなたが一番大好きよ」と言い切るおばあちゃんの存在も心強かった。
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