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ワンダー 君は太陽のjunのレビュー・感想・評価

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)
2.8
人に勧められて観た映画です。自分ではこういったハートフルな映画は選ばないので、貴重です。

この映画のテーマはきっと、どこかで誰かが抱えている悩みだと思います。またそれだけでなく、それを取り巻く人々にも同じ様に大なり小なり悩みがあります。それを支え助けてくれるのは、家族であり、友人であり、恋人であり、そして自分です。

主人公のオギーは生まれながらに大きな悩みを抱えていますが、それを見事乗り越えます。周囲のおかげでもありますが、それを受け入れ、殻を破ったのは自分自身です。その強さが重要なんだと感じました。自身の境遇に悲観しつつも、周囲の悩みも受け入れる強さです。入学初日にオギーのお父さんが「君は一人じゃない」と言ったのは、そういった意味もあったのかもしれません。

「殻を破る」というのは並大抵のことではありません。その希望を表現してくれた映画でした。主人公が子供なので、大人はもちろん、子供でも共感出来る映画だと思います。

単調で分かりやすい分、少し退屈に感じてしまいました。でも、そうしている映画なのでしょうがないかなと思います。
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