ワンダー 君は太陽の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

ワンダー 君は太陽2017年製作の映画)

Wonder

上映日:2018年06月15日

製作国:

上映時間:113分

あらすじ

オーガストこと”オギー”はふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。 生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同…

オーガストこと”オギー”はふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。 生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同級生たちが徐々に変わっていく…。

「ワンダー 君は太陽」に投稿された感想・評価

ターズ

ターズの感想・評価

4.1
こういう展開ね。
全体的に割とポップな作りになっていたから、そこまで涙は…。
それぞれの視点で描かれているので、その言動の理由が知れて分かりやすかった。
見た目には表れない心の苦しみをいかに他人が気付いてあげられるか、そしてそれに対応した適切な行動を取れるかで、その関係性は大きく変わっていくんだと再認識しました。

自分が一番の被害者だと自惚れないことからかな、まずは…。
他の人とは違う顔を持つ少年が周りに感化されつつ、強い影響を与える心温まるいい映画でした!是非、原作のワンダーも読ませて頂きます!
序盤はナレーションで語られたオギーの心情が後半では口から語られていたのが周りに少しずつ溶け込んでいく描写も良かったです!
あんないい子供たちを育てられる両親になりたいです…!特にユーモア溢れ子供目線で寄り添ってあげられる父親が縁の下の力持ちで家庭を支えており、とても魅力的でした!
uuu

uuuの感想・評価

4.8
予告の時点で何度も泣いていた。ジェイコブくんの演技がリアルで。

想像してたような話が想像通り苦しくて涙が出る。とにかく周りの鼻水の音がすごかった。遠慮なく私も鼻をすすれた。

こういう類の作品に感動ポルノだとか言う人がいる。確かに私もそう思う作品はある。だけど、これはそれとは少し違うような気がすると、ラストシーンのオギーの言葉で感じた。あくまで私の意見ですが。

ジェイコブくんの演技素晴らしすぎる。将来有望。ノアくんはもう可愛すぎて推しメンになりました。
地震でびっくりしてパジャマで外出て携帯と猫は家に置きっぱなし。何故かアイラインだけ持って外に出ました。そして休校になり友達とワンダー見に行きました。

泣くところばっかり。
子供って本当に純粋。

なんと言ってもジャックがやばい。
見た目もイケメンそして中身もイケメン。
5年生?でしたっけ。いじめっ子を殴った時に校長先生へ送った手紙。泣けました。
確かに暴力はいけない事だけど、大切な友達の事を思ってあんな事をした彼を見てもうなんか、私の息子やったら誇りに思うわ。校長先生も良い人だしね。

あといじめっ子、まぁ腹立つけど、親も親よね。なんかそれみて辛くなって泣いてしまった。子供は子供。純粋だね。子供はちゃんと謝ってたのにね。

オギーが主人公(?)だけど、物語の中に出てくる登場人物の話がちょこちょこあって、みんなそれぞれの気持ちを理解しながら見ることができ、さらに心があったかくなった。

2018年あと半年あるけど、私の中で今はこの映画がなんばーわん!やと思う。
様々な登場人物の視点から物語が進むから見やすかった
スターウォーズが少し出てきてほっこりした
SyoCINEMA

SyoCINEMAの感想・評価

4.8
なんて暖かい涙なんだろう。違いを認め、受け入れ、一緒に笑う。当たり前のことを当たり前にできたら、世界はこんなにも輝くのか。

正直に言うと、この作品の日本公開をずうっと心待ちにしながらも、自分の中で1つの引っかかりがあった。本作で描かれるのは、「トリーチャー・コリンズ症候群」という遺伝子の先天性疾患。実際にあるものだ。
病気=泣けるという乱暴な図式で作られた原作でも映画でもないことは知っていたけれど、物語をドラマティックにする要素として病気を「使う」のは危険だと思う。そこに、実際に病と闘う方々への敬意がないからだ。
だから、どこか警戒しながら観始めた。そうして、とても安心すると同時に、教えられた。この映画で描いているのは、もっともっと広くて大きい、「他者を受け入れること」そのものなんだと。

例えば僕は、「LGBTQ映画」というくくりに違和感を覚える。「ムーンライト」も「キャロル」も、ただ純粋な「愛の映画」だ。それ以上でも、それ以下でもない。
多様性。今の映画界で遵守されるべきこのテーマが、僕はとても好きだ。誰かを貶めたりバカにしたり、ことさらに悲しく、或いはヒロイックに描かなくたって、みんなが共感する物語は生み出せる。それがこれからの映画の在り方だと信じている。
そして「ワンダー」も、その系譜にあり、さらに新たな多様性の可能性を見せてくれた。なにせ、監督・脚本は「美女と野獣」の脚本を手掛けたスティーヴン・チョボウスキーだ。往年の名作をとびきりの優しさと多様性に対する愛情で描いた彼なら、十分すぎるくらい適任だ。実際、どこを切り取ってもずば抜けて優しい作品に仕上がっていた。

この作品の最大の「発明」は、複数の視点を共存させたことだと思う。
メインとなる特別な顔を持った少年オギー、彼の運命を一緒に背負うことになる姉、その友人、オギーが入学した学校のクラスメイト、オギーの両親、愛犬……周囲の人の葛藤や苦悩をちゃんと描いているから、どの立場の人も共感できる。この映画には、どこかに「自分」がいるのだ。
オギーの受難を大仰に描かず、周囲の人間を「敵」としても描きすぎず、本人と周囲の成長に焦点を当て、一緒に旅をするように緩やかなテンポと慈しむような目線で丁寧に一歩一歩を紡いでいく。まるで、赤ちゃんが歩こうとする姿を映し出すホームビデオのように、観る者を笑顔に、優しい気持ちにする素敵な感情が詰まっている。

製作陣は原作者ととにかく一工程ごとに連絡を取り、オギーの造形含めて徹底的に話し合ったらしい。原作者のインタビューを読んだのだけれど、過去に持ち上がった映画化企画では、オギーの顔を映さない、といったものもあったそうだ。それでは、原作の魂が失われてしまう。
主演のジェイコブ・トレンブレイくんも、実際に病気と向き合う方々を訪問して、彼らと話をしたり、手紙を書いてもらって撮影中ずっと持っていたらしい。そういった作り手の敬意が、作品に体温を与え、特別な思い出として僕らの元に届く。そう、本作はとてつもなく温かいのだ。

だから、僕も素直にこの映画を観てほしいと思えるし、薦めたいと感じる。一部できすぎなのかもしれない。温いのかもしれない。でも、誰も傷つけないように、それでいて平和な世界を見せてくれようとするこの試みを、否定することなんてできるだろうか? そもそもそんな必要があるのだろうか。甘っちょろくたって何だって、みんなが笑える世界は素敵だ。
この映画に描かれているものが理想論で終わらないようにするのは、観客である僕ら自身の責務。そしてそれは、きっと難しいことじゃない。他者を受け入れ、共に過ごす。一緒に泣き、笑い、感情を共有する。たったそれだけだ。拒絶しては、何も生まれない。必要なのは、対話すること。

「ワンダー」の中には、初め多くのディスコミュニケーションが存在する。オギーと周囲、姉のヴィアと親友、いろんな「隔絶」が描かれ、溝は開いていく。避けられ、傷ついて泣いてしまう人々。
でも、そこから一歩踏み出して、「話をしよう」と言える勇気を持つと、世界は色づき始める。
人にはそれぞれ、表には出せない苦悩がある。それのせいで周囲に当たり散らしたりもする。原因はどこにあるのかなんて本人にしか、時には本人にだってわからない。だから、対話が必要だ。自分の悩みを人に打ち明けるのはとっても緊張することだけれど、ほんの少しだけ他者を信じてみようよ。この映画が伝えるメッセージは決して壮大なものじゃなく、ささやかなものなんだと思う。
ほんの少し優しさを持って、他者を信じて、たったそれだけ。勿論この映画の中にはいい人しか出てこないから、そのまま現実に変換するのは無謀だろう。でも、この映画がサプリみたいに僕らの心に効いたのは、きっと確かだ。

作品を観ている間中、僕はボロボロと泣いていた。でもそれは、悲しかったりかわいそうだからじゃない。暖かくて優しくて、自分自身の心が浄化されて涙が出たのだ。
だって、きっと誰もが毎日を生きていく中で「救われたい」と思っている。オギーは本当に大変な運命を背負っているけれど、人の痛みや苦悩は平等だ。みんな何かに悩んでいる。みんな幸せになりたいと願っている。そこに優劣はない。どんな境遇だって等しいものだ。この映画はそんな当たり前を、僕たちにもう1度気づかせてくれる。誰も見捨てずに、みんなを平等に救おうとする。これが本当の意味での、「バリアフリー」だと僕は思う。

この映画は、観る人の心に種をまいてくれる。でも、それはきっかけに過ぎない。水をやって、育てて、いつも心に優しさを持ち続けられるかは、僕たち次第。だけど、もしそれが叶ったら。その時、本当の“ワンダー”が現実に起こるはず。
僕は、その日を見てみたい。誰もが一緒に笑える当たり前の1日を。
nero

neroの感想・評価

3.5
予告からは、年代的にもどうしても「エレファントマン」を思い浮かべずにはいられなかった。でも、そんなひねくれた見方は許さない、驚くほど真正面から、戦う一人の少年と彼を支える人々を描いた作品だった。正直真っ直ぐすぎて気恥ずかしくもあるし、映画としては、確かに「ルーム」ほどのインパクトはない。それでも、ひとり世界に向き合おうとするオギー、SONでありSUNであるオギー、ただし本人は自分が中心であるなどとは考えずに周りを照らす存在となるって、家族のそして人々の愛情に、素直に涙してしまう。

オギー、ヴィア、ミランダ、ジャック、それぞれの内面を垣間見せる構成にも、盛り上がりには欠けるが、ひたすら優しいまなざしが満ちている。一歩間違えたら宗教臭くなるほどだが、それでも信仰に救いを求めていないのは清々しい。サマーも、ヴィアの彼ジャスティンも、みんないい子。トゥシュマン校長はじめ先生たちもいい人ばかりなのに、ジュリアンだけ救いが用意されなかったのが疑問に思えるほどだ。

一番惹かれたのは、なんといってもヘルメットをくれたミランダちゃん。美しくて気持ちも優しい、なんていい子なんでしょ。オギーとの間のコールサイン、トム少佐って呼びかけにじんわり。オギーの”遊泳”シーンにSpace Oddityをバックで流さない潔さもよかった。
ミランダを演じたのは ダニエル・ローズ・ラッセルちゃん、うん覚えた♥
オギー、君は太陽を超えて宇宙そのもの。周りを包み込み影響をも与える。
君に出逢えて良かったよ。君が教えてくれた〝よく見ること〟を忘れない!
y子

y子の感想・評価

4.5
あの時この人はこう思って行動してたんだ と分かるように表現されてて
最後きれいに収めたなーという感じ

あの子の気持ちも もっと知りたかった
あの表情と校長先生と、、😭

いい人なんていない から 悪い人なんていない になる映画
サエ

サエの感想・評価

3.8
たくさんの子供を押し退けて「ノーベルやんちゃde賞」を掻っさらったのは、父親役のオーウェンウィルソンだった。

“人をいたわれ、みんな闘っている”
という言葉にハッとする。

自分に恥じない、誇りある生き方をしたいのなら、見たくない現実を見なければならない。深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない。闘うということはそういうことだ。それをオギーが先陣を切って教えてくれた。さすがジェダイの騎士オギー!