大学でやっていた上映会にて。
いつか働く可能性も十分にある国のことだったので、きちんと勉強したいと思い見に行きました。
もっともノーベル平和賞に近いともいわれる、レイプ被害者の精神面・身体面をサポートするコンゴ民主共和国の医師デニ・ムクウェゲ氏を中心に、同国のレイプ被害についてかいていました。
低価格な兵器としてレイプがつかわれているという現実は、学んだことがあるものの、映像としてみるととても衝撃的なものでした。ときには1歳に満たない幼児が対象となり、からだを壊されてしまうということも、知りたくのない現実でした。
いっぽう、キテンゲが目に鮮やかな彼女たちのファッションや、雄大な自然があまりに美しいものだから、ファンタジー作品に見えてしまうことも。日本にいる私たちが思いを巡らせるにはあまりにもすべてが違う国です。でもこの点で、やはり映画というものにはとてつもない価値があると思うのでした。
アフリカ地域の著名な専門家二人の熱のこもった講演をきき、わたしもこの分野でキャリアパスを構築したいなと思ったり。
フランス語とアフリカ地域に関する勉強、がんばらねば。